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2007年10月11日(木)

『2007/09/30 チャペル・コンサート』

新しくできたばかりの小さなかわいいチャペル、六本木交差点福音センターでのコンサートです。

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2007年10月10日(水)

『2007/09/26 小坂忠ライヴ at Cross Roads』

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楽しそうなリハーサルのひとこま

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本番前に決めポーズ!!(衣装が偶然同じでした!笑)

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センチメンタル・シティ・ロマンス(3名)のお二人と共演!
その名も 2/3センチ!こと細井さん(上)と中野さん(下)

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念願の上越ライブはNISSAN CM曲も歌って大盛り上がりでした!

2007年6月 7日(木)

『2007/06/04 矢野誠ピアノソロ at Z・imagine』

新緑が奇麗な季節を越え、夏の到来を予感させるようなぽかぽかした陽気の1日。
青山、外苑前にあるオルタナティブ・ライブ・バー『Z・imagine』。
この日は鬼才アレンジャー、プロデューサー矢野誠さんのピアノソロライブに忠さんがゲスト出演です。

矢野さんは忠さんの名盤『ほうろう』でストリングス、ホーンのアレンジを担当していますが実に約30年ぶりのコラボレーションが実現という事で矢野ファン、忠ファンどちらにとっても期待に胸が膨らんでいたことでしょう。

外苑前駅を出た交差点の角にそのライブ・バー Z・imagine があり入り口には大きな液晶モニターで、通りがかりの人たちにもライブの様子が見れるようになっています。

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細い階段を降りて行くと満員で約40名といった細長い空間にカウンター、そしてその奥にグランドピアノが一台。

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暗くなりはじめた夜19時に開場。歩き回れないほどたくさんの観客がつめかけました。

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19時40分頃。いよいよ本番スタートです。
これから始まる矢野さんのピアノソロにお客さんからも緊張感が伝わってきます。
今にも固唾を飲む音が聞こえてきそう・・・
矢野さんがピアノを奏でた瞬間。その『空間』は『矢野ワールド』です!
様々なジャンルを超えた矢野さんの音楽の世界にお客さんたちも圧倒されている様子。

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しかし、同時に小坂忠ワールドと矢野誠ワールドが融合した時、どんな音楽が生まれるのか?
誰しもがそんな緊張と期待を感じていた事でしょう。
いよいよその瞬間がやってきました!!

みなさんのあたたかい拍手に迎えられ、忠さんの登場です!
1曲目はいきなり名曲『ほうろう』!
二人にとって唯一の接点となった曲が30年の時を経て斬新なアレンジで蘇りました!

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忠さんの愛器‘ギブソン’のパーカッシブなギターサウンドと矢野さんの両手が奏でる多彩なピアノ、そして忠さんの歌声がこれまでに体験した事の無いような新しい音楽の世界を作り出しました!
性格もジャンルも全く異なる二人の世界が音楽を通して一体化した瞬間は圧巻です!!

2人の世界は理解を超えて戸惑いすら感じられるほどです(笑)
今迄に味わった事の無いマニアックな深いサウンドの中、続く2曲目は・・・
これまた名曲『機関車』です!
お互いの世界は一歩も引かず、それでいて新しい世界が生まれる・・・
まるで、ある種の化学反応を見ているような感覚です。
そんな化学反応に刺激されるような余韻を感じたまま、ひとまず1部が終了。
約15分のブレイクタイムを挟み、お待ちかねの2部のスタートです。

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独特な矢野さんの世界を堪能したところで、再び忠さんの登場です。
1曲目『アメイジンググレイス』から始まり、続く2曲目は『I believe in you』です。
これまた凄い!忠さんの音楽に矢野さんの複雑なリズム、コードそして躍動するメロディが今までの『I believe in you』とは全く違うサウンドで店内を包み込みました!
この驚きは・・・道行く人にも伝わっていました!!
入り口のモニターでライブの映像、音ともに流れていて、この特別な世界の様子に釘付けです!

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さて、勢いに乗って続く3曲目は
「皆さんでこの時間を共有しましょう!」と
お馴染み『sailing』をお客さんたちも一緒になって大合唱!

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緊張からまた一変し、あたたかく優しい空気に包まれます。
こうして、心地よい空間と暖かいお客さんの拍手の中、2部が終了しました。

が、もちろん拍手でアンコールへ!
音楽を通じてひとつとなった2人が仲良くステージに登場するとお客さんも大喜び(笑)

最後は『what a wonderful world』です。
忠さんの深く暖かい歌声と矢野さんの優しく繊細なピアノで気がつけばいつのまにか小坂忠&矢野誠ワールドに深く引き込まれて酔いしれていました。

こうして、二人の共演が終わり、最後に矢野さんのピアノソロと、「音楽仲間と音楽に本当にありがとう!」という言葉で幕を閉じました。

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なかなか、見る事ができない共演でしたが、一度体験すると何だか癖になってしまいそうです(笑)
この日でしか味わえない特別なプレゼントをもらったような時間でした。

セットリスト

~1部~
1~5.矢野誠ピアノソロ

6.HORO
7.機関車

~2部~

1~3.矢野誠ピアノソロ

4.AMAZING GRACE
5.I believe in you
6.Sailing

7.矢野誠ピアノソロ

EC.What a wonderful world
EC2.矢野誠ピアノソロ

(reported by Iさん)

2007年3月20日(火)

『ライブ at BAR461』

2007年3月9日。良く晴れた気持ちのよい金曜日。日も暮れ始め陽気な1日を締めくくるのにぴったり!! なのは、やはり小坂忠LIVEです!
しかも、この日はいつもとは一味違うBARでのLiveにチケットは早々にSold Out!
皆様の期待を感じます。
四谷の一角にあるお洒落なお店「BAR461」。入口のポスターのデザインも素敵です。

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店内は見渡す限り壁一面にアーティストのポスターやレコードが並び、直接壁に書き込まれたサインの数々。70年代の雰囲気と音楽ファンの熱い情熱が満載です。ここ「BAR461」は70年代のアメリカ音楽を中心にブルースやソウルが流れている洋風酒場であり、頻繁にライブが行われていて、しかもこの日は『15周年記念ライブ』なのです!

ハーモニカ、カホンには日本を代表するブルースハーププレーヤー、アリちゃんこと松田幸一さん。 そして、リードギターには元・テキーラサーキットの奥沢明雄さん、と、二人のすばらしいゲストミュージシャンとの共演。店内は開演前から既に足の踏み場も無くなってきました。 20時、いよいよライブが始まりました。もう既に店内は身動きできないほどギュウギュウ詰めの状態(笑)

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『I LOVE PEOPLE』に続いて『早起きの青い街』。アコースティックギターとブルースハープ、そして忠さんのシブい歌声に、一瞬で世界に引き込まれ聴き惚れるお客さんたち。拍手の中、ひとまずMC。。。ん?何か異様な感じがします。

そう、見渡すといつもと客層が違う・・・なんだか、背広姿のおじさま方が大勢!
始まってすぐのMCで、最高の音楽と美味しい食事に、既に上機嫌のお客さんたちが客席からも絡み始め、もちろん忠さんもゴキゲンで絡み返し、会場は笑いの渦!(笑)

『さよならCOLOR』や『機関車』をしっとり聴かせる忠さんにうっとりするおじさま。
喜びの声と拍手が鳴り止まない中、続く『ありがとう』には大歓声が上がります。

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勢いに乗っているのはおじさま方だけではありません。もちろん忠さん、アリさん、奥沢さんの演奏も勢いに乗り、 『ゆうがたラブ』、『HORO』ではアツいギターソロやブルースハープ、カホンのプレイが観客を更にヒートアップさせていきます!

『I believe in you』『君は素晴らしい』と続き、これだけでも大満足な1時間半なのに、ここで1部終了。15分ほどのブレイクを挟み、2部へと突入です!

2部になるとミュージシャンとお客さんの距離感もすっかり縮まり、中には「エイプリルフールのライブを見た事がある」というお客さんに、「HAIRの公演も見に行った!」お客さんも。 まるで昔から友達だったように笑いの絶えない会話が弾みます。(笑)
ライブもいよいよ終盤を迎え、最後の曲は・・・
きっとみんな期待して待っていたでしょう。『しらけちまうぜ』のイントロのギターのフレーズが流れると割れんばかりの拍手と興奮の叫び声!!

体の隅々まで酔いしれた(?)お客さんも大満足なご様子ですが、このまま終わってしまうとしらけちまいますね(笑)

もちろんアンコールの拍手は鳴り止まず、最後にロッドスチュワートの名曲として知られる『SAILING』とルイ・アームストロングの名曲、『What a wonderful world』で、歌声とギター、そしてブルースハープの音色が心に染み渡り、あたたかく優しい余韻を残して約2時間半にわたるBAR461ライブが終了しました。

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終了した後のお客さんたちの表情を見ると一週間の仕事の疲れなど吹き飛んでしまったようにスッキリとした笑顔。楽しくうれしい時間を過ごせた金曜日の夜となりました。

セットリスト

~1部~(20時15分~21時35分)

1.I LOVE PEOPLE
2.早起きの青い街
-MC-
3.さよならCOLOR
4.He comes with the glory
5.機関車
6.ありがとう
-MC-
7.HORO
8.ゆうがたラブ
-MC-
9.I believe in you
10.君は素晴らしい

~2部~(22時~22時50分)
11.夢を聞かせて
-MC-
12.勝利者
-MC-
13.Birthday
14.AMAZING GRACE
15.しらけちまうぜ

EC.-CMソングあれこれ
EC2.Sailing
EC3.What a wonderful world

BAR461 : http://www2.odn.ne.j … /live/51th/index.htm

2007年3月19日(月)

『年末ライヴ:40th Anniversary “TALK & LIVE”「まだ夢の続き」』

そんなわけでCiPの余韻も冷めやらぬうちに、ついに2日連続の年末ライブです。祝デビュー40周年~!

40周年記念というだけあって、忠さんがひとりで弾き語りで歌うコーナーあり、バンドとのコーナーありの盛りだくさんのライブでしたが、しかし何と言っても今回の2daysは単なるライブではなく「トーク&ライブ」! 忠さんと関わりの深いミュージシャンをゲストに招き、あれこれおしゃべりをしながら仲良く歌うという、とてもアットホームなイベントでした。そこで今回のレポートでは、トークの文字起こしをメインにお届けしたいと思います♪

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1人目のお客様:高野寛 (2006年12月27日)

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小坂:えーと…高野くんとは…出会いは、確か細野くんの
   NHKかなんかのライブで一緒にやったんだよね?

高野:僕もさっきからそれを思い出そうとしてたんですけど…
   2001年…かな?『細野晴臣イエローマジックショー』
   っていうすごい豪華な番組があって、

小坂:それで一緒にやったんだよね。確か”ほうろう”をやって。

高野:そうですね、そのバックで僕もギター弾かせていただいて。
   あとは”ありがとう”も歌いました。

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歌った曲は”夢を聞かせて”と”サヨナラCOLOR”。忠さんはこの曲を「小坂忠&NEWBLOODツアー」(高野さん、堂島孝平、Super Butter Dogをバックバンドに従えて2004年に行われた忠さんの全国ツアー)の時に初めて知ったそうですが…

小坂:あのツアー、面白かったよね。キツかったけど(笑)。

高野:やー忠さんがいちばん大変だったんですよね、
   スケジュールきつくて。

(註:このツアーの初日がちょうどイースターにバッティングしていて、しかも他にも牧師としての仕事がいろいろあった忠さんはヒジョーに忙しかったのです)

小坂:そうだよ、もう誰も俺のことなんて考えてくれない(会場笑)。
   でも、その時高野くんもね。僕と若いミュージシャンの間に
   挟まって、大変だったよね。

高野:もう、あの時以来「日本ポップス界の中間管理職」って
   呼ばれてます。(会場笑)

そしてもう1曲、”十字路に降る雪”。これは高野さんの未発表曲ですが、毎年CiPでは忠さんと高野さんが二人で歌うのが恒例となっています。そんなわけでこれを聴くと、「ああ今年ももうすぐ終わりだなぁ」と思うワタクシです(^^)今年も最後にこの曲を聴けてよかった!

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2人目のお客様:鈴木茂 (2006年12月27日)

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小坂:えーと、僕らが初めて出会ったのは、まだ僕がフローラル
   やってた頃で…野上くんの家の新年パーティーかなんかに
   呼ばれて、一緒にセッションやったんだよね?
   そこで初めて会ったんですけど、

鈴木:…あの時が初対面でしたっけ。

小坂:じゃない?その前ってあったっけ??

鈴木:ああ、えーと…。

   僕と林立夫くんと細野さんで、バンドをやってたんですよ。
   で、やってた時に突然「僕、他のバンドはいるから」って
   細野さんがいなくなっちゃって(笑)、

   で、それが忠さんのバンドで。エイプリルフールだった。

小坂:いや……それは違うな。時間的にズレがある。
   だってさ、僕、その野上くんの新年パーティーの時に
   細野くん誘ったんだもん。給料袋見せて(笑)。

鈴木:ロコツだなー(苦笑)。

小坂:彼は大学卒業したんだけど、就職しそびれてたんだよね。
   で、僕らのバンドに就職するって(笑)。

鈴木:そうか…。
   それで僕らの方は突然ベースがいなくなっちゃったんで、
   小原くんに声をかけて、林くんと3人で。

小坂:…すいませんね(笑)。

鈴木:いえいえ(笑)。

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そしてファースト&ラストの思い出話などをしつつ、曲はアルバム「ほうろう」から”機関車”と、さらに続けてタイトルソング”ほうろう”。うーん、いやーもう誰が何と言おうとやっぱり茂さんのギターはかっこいい! 唯一無二です、本当に。

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小坂:僕の「ありがとう」の時も茂が弾いてくれたんだよね?
   モウリスタジオで。

鈴木:うん、弾いた弾いた。

小坂:あの時もねー…もう大変だったんだよね、”時間”が。

鈴木:ああー、時間ね!
   僕、昔っから時間かかるの有名なんですよ。(会場笑)

小坂:だけどね、時間かかっただけ、やっぱりアイデアがいい。
   聴くと、もう、顔が見えてきちゃうんだよね。茂の顔が。
   それくらい個性的で、素晴らしい演奏です。

まったくもって忠さんの言うとおり。そして最後の1曲は茂さんの曲ということで”氷雨月のスケッチ”。茂さんのギターも、忠さんのヴォーカルも、泣けるほどによかったです!

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3人目のお客様:西海孝 (2007年12月28日)

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西海:今日、緊張してますよ。
   だって僕、いつも一緒にやらせてもらう時は
   忠さんのサポートとか、バックに控えてるのに、
   今日「ゲスト」だなんて。そんなの初めてですよ。

小坂:ちゃんと、控え室あったでしょ?

西海:そう、ちゃんと名前書いた紙が貼ってあって。
   記念に写真撮りました。(会場笑)

小坂:西海くんとは、「きみはすばらしい」ってアルバムを
   作った時にサポートしてもらって。
   っていうかほとんど二人で作ったんだよね。

西海:そうですね。…楽しかったですねー。

小坂:じゃ、その中からやりましょうか。

ということで”君はいま”。

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小坂:時々一緒にどこか地方に行ったり…
   またどっか一緒に行こうね。旅。温泉ツアーとか。

西海:お、いいですね!

小坂:ミュージシャンはだいたい温泉好きだよね。

西海:でもステージの前に入るとダメですね。
   ふにゃふにゃになってしまいます。(会場笑)

小坂:僕もね、いつだったかステージの前にね…
   山形にツアー行った時に、いい温泉があったの。
   で、うれしくて、夜にコンサートがあるのに
   その前に入っちゃったら、もーう本番中眠くて眠くて(笑)

   でもあれだね、なんか……こうやって二人でいると…

   温泉に入ってるような気分だね。(会場笑)

というわけで温泉気分で(?)、”だからこの道を”を歌って西海さんのコーナー終了。まさしくお友達が遊びに来たような、こんなリラックスした雰囲気も今回のイベントならでは♪

4組目のお客様:ブレッド&バター (2007年12月28日)

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小坂:ブレバタとも、もうだいぶ長くなりましたよね。

幸矢:そうだねー。

小坂:いちばん最初って…僕らどこで会ったんだっけ?(笑)

幸矢:いやー、それ僕も覚えてないんだよねー。(会場笑)

小坂:でも僕、なんか茅ヶ崎行ったよね? お店に。

二弓:お店の頃だよね、たぶん80年ちょっと前…かな?

幸矢:僕らがやってたお店のこと?
   あそこは「カフェ・ブレッド&バター」っていうんだよ。
   かまやつさんとか、忠とか、それから杏里とか、ユーミンとか、
   みんないろいろ来てくれてたんだよね。

1曲目は”アイスクリームショップガール”。ブレバタのキュートな感じのコーラスが光ります。

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そしてさらに”I love people”と”People get ready”。

幸矢:忠さん、変わらずかっこいい…ですよね。 (会場拍手)

小坂:ブレバタの二人の歌も、相変わらず最高ですよ!(会場拍手)

褒め殺しあう両者(笑)も、またよい感じなのでした(^^)

さてさてー。

「ほんとにね、いい友達をたくさん持って、幸せです。
 実は、今日はもう一人、友達が来てくれてるんです。
 
 僕の、音楽をやってきた40年間の歴史の、ほとんど。
 彼との関わりがありました。

 …細野くん。」

シークレットゲスト・5人目のお客様:細野晴臣!

細野:…寝てないんだよ、朝までラジオの番組作ってて。
   だから”見に来た”の、今日は。
   それなのに「出てくれ」っていうから、

小坂:ごめん!

細野:ま、…知ってたんだけどね。(会場笑・拍手)

このへんの絶妙な照れ隠しがいかにもハリーらしいのです。さすが東京シャイネス!

小坂:来てくれたからにはさ、やっぱり何か一緒に…

細野:いや、僕は数あるゲストの中でもいい加減だよ?
   だってなーんにも持ってきてないもん、ほら(笑)。
   練習くらいしないと…

   あ、これ?(といいつつギターを受け取る)
   歌詞は? …あるのか。

   じゃあもう大丈夫。(会場大拍手)

そんなわけで、曲はもちろん”ありがとう”。相変わらずいきなりやってもピタッとハモる。完璧です。雰囲気も最高♪

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小坂:せっかくなんで狭山時代の話を。ちょっとしましょうよ。

細野:お、いいよ! いろいろ思い出はありますよ。例えば…

小坂:家が隣同士で。台所が向き合っててね。

細野:そうそうそう。

小坂:で、台所と台所を糸電話でつないだりとか、

細野:そう。…ほんと子供っぽいことばっかりやって。
   すごい子供っぽい! 忠は。すぐふさける!(会場笑)

小坂:いや、よく言うー!(笑) 自分だって!!

細野:…じゃあどうしようか。1曲だけじゃ悪いし…

うっそーっ、2曲もやってくれるんですかーっっ! しかも曲はなんと”風来坊”じゃないですかー!! うわー全然予想だにしてなかったですよ、こんな展開になるなんて…!

細野さん本当にどうもありがとうございましたー♪

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「僕の、最初のソロアルバム『ありがとう』も細野くんが
 やってくれたし、そのあとの『ほうろう』もそうだったし、
 それから25年ぶりに作った『People』のプロデュースも、
 細野くんでした。

 僕の40年という音楽人生の中の、大事なところに、
 いつも細野くんがいてくれたんですね。

 僕にとっては、かけがえのない人です。
 お互いに年を取りましたが。…いつまでも。」

本当に、忠さんと細野さんの関係っていいですよね。そして細野さんだけでなく、その他のミュージシャンのみなさんと忠さんの関係も。今回ゲスト以外のバンドメンバーのみなさんの演奏も雰囲気も本当に素晴らしくて、もう書けばキリがないけれど、とにかく最高の40周年イベントでした。

我々ファンも、いつまでも、これからも。…期待しています!

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12/27セットリスト
1. ありがとう
2. からす
3. He comes with the glory
4. I believe in you
5. 君はすばらしい
6. ゆうがたラブ
7. 夢を聞かせて
8. サヨナラCOLOR
9. 十字路に降る雪
10. 機関車
11. ほうろう
12. 氷雨月のスケッチ
13. Hot or Cold
14. Birthday
15. 勝利者
16. しらけちまうぜ

アンコール
17. What a wonderful world
18. Sailing

12/28セットリスト
1. はずかしそうに
2. 庭はぽかぽか
3. からす
4. 機関車
5. ほうろう
6. I believe in you
7. ゆうがたラブ
8. 君はいま
9. だからこの道を
10. アイスクリームショップガール
11. I love people
12. People get ready
13. ありがとう
14. 風来坊
15. Hot or Cold
16. Birthday
17. しらけちまうぜ

アンコール
18. 夢を聞かせて
19. What a wonderful world
20. Sailing

(reported by OMIZU-san)

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