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2005年9月22日(木)

『2005年8月22日(月) 小坂忠 LIVE in 常呂町』

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8月22日、向かったのはオホーツク海の漁港、常呂町。
潮の香りに包まれた町の公民館で現地スタッフの皆さんがあたたかく迎えてくれました。
この日、PAを担当してくださったのは、町の漁師さん。
音響機材は町の音楽好きの人達でコツコツと集めていったそうです。

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会場の準備と入念なリハーサルを終えて、18時30分。
いよいよ待ちに待ったライブがはじまりました。

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白と黒の衣装にサングラスをかけての登場に会場におぉぉぉっとどよめきが!!

一曲目は「I LOVE PEOPLE」。
1人1人へ語りかけるような、優しくあったかい歌声が会場を包み込みます。

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「機関車」に続き「ほうろう」と名盤からの選曲に歓声が湧き上がりました。
アトランタオリンピックの女子マラソンを題材にした「勝利者」では
力強いメッセージにお客さんも勇気付けられた様子です。
しかし、この日の勝利者にはいつもと違うある秘密が隠されていました。
ライブ終了後につかつかつか・・・ときたのは・・・??
そう、なんとあの有名なマラソンの瀬古監督!
選手時代の思い出が駆けめぐったのでしょうか?「今度は僕の歌も作ってくださいね」
と約束??したとかしないとか。。

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楽しい時間もあっという間に過ぎ、残すところあと2曲に迫りました。

実は、ある船乗りのお父さんが、大海原で数々の試練の中での想いを歌った曲だという「セイリング」にはPAの方も感動のご様子(笑)
お客さんはもちろんスタッフの皆さんも共に口ずさんでいました。
そして、最後の曲は「君は素晴らしい」。
MCでは「生きている価値の無い人なんて居ない。1人1人は高価で尊い。」というメッセージを通して一人一人に命の尊さを語りかけてくれました。
曲を聴きながら涙ぐんでいる方もいました。

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こうして、感動の中でライブが終了!とは行きませんね(笑)

アンコールの手拍子が次第に強くなり、拍手の中再び登場!

BIRTHDAY、WHAT A WONDERFULL WORLDでアンコールに応えてくれました。

オホーツクの雄大な自然と常呂町の人々の暖かさに包まれた素晴らしいコンサートでした。

●セットリスト
1.I LOVE PEOPLE
2.早起きの青い街
3.さよならカラー
4.イエスは光
5.機関車
6.ほうろう
7.HE CAMES WITH GLORY
8.I BELIEVE IN YOU
9.REFRAIN
10.勝利者
11.POWER OF LOVE
12.AMAZING GRACE
13.SAILING
14.君は素晴らしい
An1.BIRTHDAY
An2.WHAT A WONDERFULL WORLD

2005年9月 8日(木)

『HYDEPARK MUSIC FESTIVAL 2005@狭山ハイドパーク』

夏の終わり、日本のロック界を切り開いた人々が、この地に再び立ち返る。
ということで、真夏のような太陽が照りつけた2005年9/3(土)小坂忠が狭山に帰ってきました。30数年前、日本にいながらアメリカを味わえたこの地で、「ハウス」に住んでいたアーティストたちによって生まれた日本のロック、斬新で『気持ちの良い』音楽が、当時のメンバーによって再びこの地で甦るとあって、リアルタイムですごしてきた大人たちから、当時を愛しリスペクトする若い世代まで、幅広い世代が待ち望むライブとなりました。

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広い芝生の上で思い思いにライブスタートを待つ

小坂も何年ぶりかで、思い出深い近所の方々やアーティストに遭遇。
まるで大きな野外同窓会のよう?!
懐かしいあだ名で呼びあい、かわいいグランドチャイルドの話題で笑顔が溢れます。

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「ここは僕の庭だったんだ」「ここでコンサートするのが夢だったんだよ」と本人も嬉しそうに写真を撮っていました。そして念入りにチューニング開始。いよいよ出番です!

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本人撮影。カメラでステージ上からぱちり。なかなか見られない光景です。

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新しいギターもとてもお似合いですね

日も暮れかけ、涼しい風が更に心地良さを増してきた頃、いよいよ登場です。
会場は待ちに待った小坂忠の登場に大興奮。
「ちゅぅぅぅぅぅうぅぅ!!!!!!」
「かっこいいぃぃぃぃ」
太目の声援が飛び交います(笑)

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当時のヒッピー姿でくるのかと思いきや、意外にも(笑) 服装はさわやかな白シャツに黒のスラックス。そこにこなれたハードブーツが良く似合う。
若い男の子に「“くやしいけど、大人の色気がありますね”なんて言われちゃったよ(照)」と本人もやんちゃな笑顔。本当に小坂忠は、いつもでたっても「かっこいい」ロックミュージシャンである。

「みんな楽しんでるーっ?」「僕の庭へようこそ」と始まったのは、『ありがとう』
感涙するファンも多く見られた。続く『ほうろう』『機関車』で興奮の針は最高潮に振り切られ、思い思いに踊り、歌い、叫び、浸り、鳥肌を立て・・・音楽の余韻を堪能しました。

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夜空をふきぬける風にのって、30年の時を経て共に演奏する二人。フォージョーハーフ駒沢裕城さんのスティールが泣き、心に歌が染み渡ります。

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「もーっきんどーは!!」なんて斬新に始まる『ゆうがたラブ』に続いて『I believe in You』そしてお決まりの「今日誕生日の人いる??」
「あ。僕7日~!!」と隣で嬉しそうに手を上げるギターの佐橋佳幸さん。おめでとうございます。
「じゃぁ、みんなに歌うよ~。みんな…生まれてきてよかったねー。」と『Birthday』を大合唱!そして早くも最後の1曲は『Sailing』
ラストにはコーラスに、森山良子さんや麻田浩さんも加わり、素敵な宴は終わっていきました。最高の夜をありがとう!!

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追記:小坂は9/4(日)の夜にも、細野晴臣さんコーナーのシークレットゲストで出演。
なんと二人で一緒に『ありがとう』を歌ったのです。こちらも涙なみだ、大盛り上がりの一夜となりました。

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