2008年11月12日(水)
『2008/10/30 祝!センチメンタル・シティ・ロマンス35周年』
冬の到来を予感させる肌寒さと、心地よい秋晴れが続く毎日。
いつものように沢山の人々で賑わう渋谷のライブハウス『CLUB QUATTRO』
で盛大なパーティーがはじまります!!
この日は73年の結成以来、多くのファンに支持され続けている
『センチメンタル・シティ・ロマンス』の35周年記念ライブです。
開場前から入口には長蛇の列!!
お客さんは待ちきれない様子でざわめき、賑わっています。
次から次へと人が集まり、会場はあっという間にお客さんで
埋め尽くされてしまいました。
開演までの時間は会場のスクリーンに35年の歴史を感じさせる写真が上映され、
その映像にファンも懐かしそうに見入っていました。
盛大な拍手と歓声に迎えられ『センチメンタル・シティ・ロマンス』のメンバー
が登場!!
今回はサポートメンバーにパーカッションも加わり“6センチ”(笑)
1曲目の“ロサンゼルス大橋Uターン”を皮切りに盛大なパーティーが始まりました!!
MCの度に「打ち上げの事でアタマがいっぱいだから(笑)」と中野さん(笑)
終始お客さんを笑わせてくれます。
ウエストコーストサウンド、心地良いコーラスワークが会場を興奮の渦に巻き込
んだまま第1部が終了し、いよいよ豪華ゲストを交えた第2部がスタート!!
まずオープニングをかざるゲスト、いよいよ忠さんの登場です!!
1曲目の“ほうろう”で、一瞬のうちにお客さんは引き込まれ体がリズムに乗って
いました。
MCでは、中野さんに「話が長くなるから」とツッコミを入れたり、
なかなか噛み合わない告井さんとの会話にはお客さんも爆笑。
“機関車”でじっくり聴かせてくれた後は“ゆうがたラブ”で会場がヒートアップ。
センチの演奏による濃縮された忠さんの名曲3曲はこれまでにない興奮と熱気で
楽しませ、聴かせてくれました。
続くゲストも豪華な顔ぶればかり。
シークレットで参加の竹内まりやさんは
“突然の贈り物”“デスペラード”を披露した後、
なんと「助っ人」として山下達郎さんがギターで参加!
突然の夫婦共演で歌う“人生の扉”に会場は大興奮でした。
ところで
山下達郎さんは忠さんの75年の名盤“ほうろう”にコーラスで参加しているんです
よね。30年以上?ぶりの久々の再会を楽しんだようです。
続く伊勢正三さんは名曲“なごり雪”を含む3曲を披露。
そして最後のゲストは加藤登紀子さん。細井さん、告井さんと古くから親しく様
々な活動をされているとの事で、昔話を交えながら、1983年告井さんのプロ
デュースによる曲“モンスーン”も聴かせてくれました。
ラストの曲は再びゲストをステージに招き加藤登紀子さん、伊勢正三さん、そし
て忠さんが再登場!
センチの名曲“雨はいつか”をみんなで熱唱。
アンコールを含めた興奮の2部が無事終了しました。
忠さんはもちろん、最後のMCまで「打ち上げでアタマいっぱいだから(笑)」と言い
続けていた中野さんをはじめセンチのメンバー、ゲストの皆さん、そして会場
いっぱいのお客さん全員が一体となって35周年記念ライブを満喫していました。
皆さま、楽しい夜を本当にありがとうございました。
●セットリスト
(一部)センチメンタル・シティ・ロマンス
1. ロサンゼルス大橋Uターン
2. 歌さえあれば
3. ステッキスキップ
4. Mambo Jambo
5. 明方小話
6. 時は流れても
7. 夏の日の思い出
8. U.S.タイムマシーン
(二部)ゲスト出演
1. ほうろう/小坂忠
2. 機関車 /小坂忠
3. 夕方ラブ/小坂忠
4. 突然の贈り物/竹内まりや
5. デスペラード/竹内まりや
6. 人生の扉/竹内まりや・山下達郎
7. スモークドガラス越しの景色/伊勢正三
8. 海風/伊勢正三
9. なごり雪/伊勢正三
10. モンスーン/加藤登紀子
11. ネバーギブアップトゥモロー/加藤登紀子
12. レボリューション/加藤登紀子
13. Highway Song
14. 雨はいつか/加藤登紀子・伊勢正三・小坂忠
(アンコール)
1. 風景
2. あの娘の窓灯り
●メンバー
センチメンタル・シティ・ロマンス
告井延隆、中野督夫、細井豊
サポートメンバー
野口明彦、瀬川信二、本田タコ坊
ゲスト
伊勢正三、加藤登紀子、小坂忠
スペシャルゲスト
竹内まりや、山下達郎
2008年7月 9日(水)
『2008/06/06 小坂忠&Friends LIVE at THUMBS UP ~yokohama~』
待ってましたの小坂忠&Friendsライブ!
今回のFriendsは2センチ(ギター中野督夫さんとキーボード細井豊さん)と、ドラム上原ユカリさん、ベース富倉安生さん、そしてスペシャルゲストに鈴木茂さん。元祖Friends (i.e. 実質のTin Pan)に勝るとも劣らない豪華な顔合わせです。
還暦まで残り1ヶ月の忠さん、今夜は鮮やかな赤シャツで登場。1曲目は”People get ready”からスタート。
「このサムズアップで去年やった時に、来てくれたみんなと約束したんですよね、またやる時にはぜひ来てね、って。前回、来てくれた人、いるのかな?」との問いかけに、「いるよー!」の声があちこちから。カウンター席まで満員の客席です。
「夜の横浜を、一緒に旅しましょうか。」ということで始まった”ボンボヤージ波止場”は、今夜は珍しくアルバム「モーニング」のバージョンのアレンジ。そしてさらに続けて、”早起きの青い街”。モーニングはもっと評価されるべきアルバムだと思っている私には、これはうれしい選曲です♪
すっかり忠さんのライブのレパートリーとなったカバー2曲は、”How sweet it is (to be loved by you)”と”Ain’t no sunshine”。
督夫さんが熱いギターを弾くとユカリさんのドラムの熱も上がり、それを受けてもちろん忠さんのヴォーカルも力を増す。という、この痺れるような緊張感。今夜の”Ain’t no sunshine”は、今まで聴いた中でも出色の名演でした!
ちょこちょこ遊び心を発揮してくれるユタさんのキーボードに、スキンヘッドで迫力満点の富倉安生さんの重厚で力強いベース。どちらも今夜のライブになくてはならない存在です。
さて、ここで飛び入りゲスト。なんとEPOさん登場です!
「今日このライブがあるって聞いて、今日、私、
チケット買って入ってるんですよ!」
まさしく飛び入りです(笑)。
「じゃあ、繰り出しましょうか?」「繰り出しましょう!」
ということで、曲は誰でも知ってる”DOWN TOWN”!
そしてさらに飛び入りゲスト。
「日本のジャニス、金子マリ!
そしていつもマリさんとやってるギター、森園勝敏!」
うきゃー! 年齢層高めの客席は半狂乱の大興奮状態。ものすごい大歓声です!
曲は”You’ve got a friend”。いい雰囲気♪
そしていよいよお待ちかね、スペシャルゲスト鈴木茂さんのコーナー。
1曲目にいきなり”8分音符の詩”からはじまって、”ソバカスのある少女”、”花いちもんめ”、”砂の女”、怒涛の4連発! これはもう、かっこいいとしか言えません。かっこいい!
そんな茂さんのギターをフィーチャーした”機関車”は、忠さんのヴォーカルも確実にいつも以上にアツイ!
アルバム「ほうろう」や「People」からの怒濤のナンバーで大いに盛り上がった後、アンコールでは”(I love you) for sentimental reasons”と”What a wonderful world”でクールダウン。
しっとりと終わるのかと思いきや、なんと最後の最後はゲストも全員参加での大盛り上がりの”Birthday”! 豪華すぎてステージ上はもはやカオスです!
しかも茂ギターがこれ以上ないほど本気で炸裂。ステージ上の共演者たちも茂さんのギターに釘付け♪
休憩を挟むことなくノンストップで実に2時間40分。本当に豪華で和気藹々と楽しくて、しかも充実の内容で、なんとも素敵なライブでした。
やーおなかいっぱい、楽しかったー♪ こういうライブ、ぜひまたやってくださいね、忠さん。楽しみに待ってますよ!
▼ セットリスト
1. People get ready
2. ボンボヤージ波止場
3. 早起きの青い街
4. How sweet it is (to be loved by you)
5. Ain’t no sunshine
6. He comes with the glory
7. ゆうがたラブ
- 飛び入りゲストコーナー -
8. DOWN TOWN (with EPO)
9. You’ve got a friend (with 金子マリ&森園勝敏)
- スペシャルゲスト・鈴木茂コーナー -
10. 8分音符の詩
11. ソバカスのある少女
12. 花いちもんめ
13. 砂の女
- 小坂忠 feat. 鈴木茂コーナー -
14. 氷雨月のスケッチ
15. 機関車
16. ほうろう
17. Hot or cold
18. I believe in you
19. Sailing
20. しらけちまうぜ
En1. (I love you) for sentimental reasons
En2. What a wonderful world
En3. Birthday
(reported by OMIZU-san)
2008年2月28日(木)
『2008/02/15 ライブ@BAR461』
昨年に引き続き2度目のbar461ライブです。bar461は細密充填でも35人が限界ギリギリという小さな店で、ライブに来るお客さんもほぼ全員がこの店の常連さん。年齢層やや高めの男性がぎっちりスシ詰め状態という(笑)他のライブとは違った和気藹々としたアットホームな空間に、ワタクシおみず、特派員として潜入してまいりました!
20時、ライブスタート。本日のサポートは、ギター奥沢さんと、奥沢さんのお友だちでキーボードのニータさんです。
1曲目はNat King Coleで有名なスタンダードナンバー、”(I love you) for sentimental reasons”からスタート。
今宵のライブは2部構成、第1部は「スタンダード編」ということで、忠さんの音楽ルーツなどにも触れつつの進行です。子供の頃から黒人音楽が好きだったという忠さん、Nat King Coleに続いてはRay Charlesの”I can’t stop loving you”、そしてBill Withersの”Ain’t no sunshine”。
奥沢さんのギター、ニータさんのキーボードがきっちりサポート。忠さんの歌を引き立てつつ、要所要所、ソロも魅せます聴かせます!
第1部は”What a wonderful world”でしっとりと〆。そして、休憩を挟みまして第2部ですが、何が来るかと思いきや、
「この間、24時間TVの中だけで流れたCMを歌ってね、
ちょっと今日はそれをやってみようかと思うんだけど。」
なんと昨年夏の24時間TVの中のみでオンエアされた日産の特別CM、”何もいらない”! ワタクシ個人的にはこれを生で聴ける日をずっと待ってました! ものすごくうれしいー!
一方、ほとんどのお客さんはCMの存在を知らず今回初めて聴いたようですが、忠さんが歌い終わると同時に「いい曲!」「いい!」との好反応。やっぱりイイ曲ですよね♪
…に続いて「日産といえば日産ローレル!」「よっ、待ってましたCMコーナー!」の声が多数相次ぎ、ここで突如予定外の余興コーナーに突入(笑)。ローレル、亀田、エメロン、クノール、小坂忠CMヒット作品4連発! 拍手喝采大歓声の異様な盛り上がりで亀田やローレルをみんなで大合唱。正直、これは今までに類を見ない展開です(笑)。
そしてライブ本編に戻って”ゆうがたラブ”、”機関車”、”ほうろう”と、これまた怒濤の3連発で一気に盛り上がりは最高潮!
最後はもちろん”しらけちまうぜ”。実は今回、忠さんは風邪で喉の調子が思わしくなく、ところどころ歌声がつらそうではあったのですが、奥沢さん&ニータさんの名サポートとお客さんの楽しく温かいリアクションで、ライブは終始楽しく盛り上がり。
そしてアンコールは「ありがとう! ありがとう聴きたい!」「ありがとう!!」の怒濤のリクエストに応えて、”ありがとう”。比較的世代の近いアットホームな常連客に取り囲まれ、野次も飛び(笑)、忠さんもとても楽しそうでした♪
▼ セットリスト
1. (I love you) for sentimental reasons
2. I can’t stop loving you
3. Ain’t no sunshine
4. People get ready
5. Jesus loves me / Amazing grace
6. Sailing
7. What a wonderful world
8. 何もいらない (日産・24時間TV特別企画CM)
9. 懐かしのCMソングコーナー!
10. ゆうがたラブ
11. 機関車
12. ほうろう
13. He comes with the glory
14. I believe in you
15. Birthday
16. 夢を聞かせて
17. しらけちまうぜ
En. ありがとう
(reported by OMIZU-san)