2007年12月29日(土)
『2007/12/14 Christmas in Peace Concert 2007』
所沢ミューズ (マーキーホール)
今年で5回目を迎えたクリスマス イン ピースコンサート2007
会場は所沢航空公園のすぐ近く所沢市民文化センターミューズ マーキーホール。
この日は冬風の寒さが厳しいものの気持ちの良い快晴でした。
今年のテーマは“クラシカルクリスマスコンサート”。
出演は昨年に引き続き
ユーオーディア・アンサンブルと、ウクライナの歌姫オクサーナ・ステパニュックさん、
そして忠さん。
最初はユーオーディアのコーナー。
“愛の挨拶”で始まりクリスマスソングやハンガリー舞曲、黄金のエルサレムと続き
心地よいユーオーディアの演奏で場内は暖かなクリスマスの雰囲気に包み込まれます。
続いてはオクサーナさんの登場です。
ユーオーディアの素敵な演奏でウクライナの歌姫がアヴェマリア、Time to say goodbye
を熱唱。まるで宮殿にでも居るような気分。
ここで一旦、ユーオーディアのメンバーが退場し、いよいよ忠さんが登場しました。
まずはMCでウクライナの民族楽器バンドゥーラについてお話します。
オクサーナさんの笑顔と素敵な歌声からは想像できませんが
なんとこのバンドゥーラは63弦もあり重さ10Kg!
調弦も持ち運びも大変そうですが・・・
「バンドゥーラでゴザイマス!!」
オクサーナさんの上手で可愛らしい日本語のお話で
和んだあとは、シンプルなバンドゥーラとギターの絶妙なコラボレーション伴奏で
アメイジング・グレイスのデュエットを披露。
2人の素晴らしい歌声とバンドゥーラの美しい音色に聴き惚れてしまいました。
特別なクリスマスプレゼントをもらったような気持ちです。
そして、オクサーナさんは退場し、ユーオーディアの皆さんとバトンタッチ。
アンサンブルとアコースティックギターの演奏で歌う
忠さんの新曲”クリスマスベル”はしっとりとして格別。
この曲は娘(Asiah)が2歳の頃のクリスマスの思い出を歌った曲との事で
何だか懐かしさや温かさが伝わってくるようです。
再びユーオーディアコーナーの後は、いよいよ恒例のクリスマスインピース、
きよしこの夜でキャンドルサービスです。
忠さん、オクサーナさん、ユーオーディアそしてゴスペルクワイヤーと聖歌隊が
集結し、会場のお客さんたちも一つとなって、クリスマスの日をお祝いしました。
こうして、2007年のちょっと早めのクリスマスコンサートは大成功で終わりました。
何よりアンサンブルで歌う忠さんも新鮮で上品、
来年もこんなふうにユーオーディア・アンサンブルとのコラボレーションができたらいいね、
なんて大盛り上がりの夜でした。
2007年10月10日(水)
『2007/09/26 小坂忠ライヴ at Cross Roads』
楽しそうなリハーサルのひとこま
本番前に決めポーズ!!(衣装が偶然同じでした!笑)
センチメンタル・シティ・ロマンス(3名)のお二人と共演!
その名も 2/3センチ!こと細井さん(上)と中野さん(下)
念願の上越ライブはNISSAN CM曲も歌って大盛り上がりでした!
2007年6月 7日(木)
『2007/06/04 矢野誠ピアノソロ at Z・imagine』
新緑が奇麗な季節を越え、夏の到来を予感させるようなぽかぽかした陽気の1日。
青山、外苑前にあるオルタナティブ・ライブ・バー『Z・imagine』。
この日は鬼才アレンジャー、プロデューサー矢野誠さんのピアノソロライブに忠さんがゲスト出演です。
矢野さんは忠さんの名盤『ほうろう』でストリングス、ホーンのアレンジを担当していますが実に約30年ぶりのコラボレーションが実現という事で矢野ファン、忠ファンどちらにとっても期待に胸が膨らんでいたことでしょう。
外苑前駅を出た交差点の角にそのライブ・バー Z・imagine があり入り口には大きな液晶モニターで、通りがかりの人たちにもライブの様子が見れるようになっています。
細い階段を降りて行くと満員で約40名といった細長い空間にカウンター、そしてその奥にグランドピアノが一台。
暗くなりはじめた夜19時に開場。歩き回れないほどたくさんの観客がつめかけました。
19時40分頃。いよいよ本番スタートです。
これから始まる矢野さんのピアノソロにお客さんからも緊張感が伝わってきます。
今にも固唾を飲む音が聞こえてきそう・・・
矢野さんがピアノを奏でた瞬間。その『空間』は『矢野ワールド』です!
様々なジャンルを超えた矢野さんの音楽の世界にお客さんたちも圧倒されている様子。
しかし、同時に小坂忠ワールドと矢野誠ワールドが融合した時、どんな音楽が生まれるのか?
誰しもがそんな緊張と期待を感じていた事でしょう。
いよいよその瞬間がやってきました!!
みなさんのあたたかい拍手に迎えられ、忠さんの登場です!
1曲目はいきなり名曲『ほうろう』!
二人にとって唯一の接点となった曲が30年の時を経て斬新なアレンジで蘇りました!
忠さんの愛器‘ギブソン’のパーカッシブなギターサウンドと矢野さんの両手が奏でる多彩なピアノ、そして忠さんの歌声がこれまでに体験した事の無いような新しい音楽の世界を作り出しました!
性格もジャンルも全く異なる二人の世界が音楽を通して一体化した瞬間は圧巻です!!
2人の世界は理解を超えて戸惑いすら感じられるほどです(笑)
今迄に味わった事の無いマニアックな深いサウンドの中、続く2曲目は・・・
これまた名曲『機関車』です!
お互いの世界は一歩も引かず、それでいて新しい世界が生まれる・・・
まるで、ある種の化学反応を見ているような感覚です。
そんな化学反応に刺激されるような余韻を感じたまま、ひとまず1部が終了。
約15分のブレイクタイムを挟み、お待ちかねの2部のスタートです。
独特な矢野さんの世界を堪能したところで、再び忠さんの登場です。
1曲目『アメイジンググレイス』から始まり、続く2曲目は『I believe in you』です。
これまた凄い!忠さんの音楽に矢野さんの複雑なリズム、コードそして躍動するメロディが今までの『I believe in you』とは全く違うサウンドで店内を包み込みました!
この驚きは・・・道行く人にも伝わっていました!!
入り口のモニターでライブの映像、音ともに流れていて、この特別な世界の様子に釘付けです!
さて、勢いに乗って続く3曲目は
「皆さんでこの時間を共有しましょう!」と
お馴染み『sailing』をお客さんたちも一緒になって大合唱!
緊張からまた一変し、あたたかく優しい空気に包まれます。
こうして、心地よい空間と暖かいお客さんの拍手の中、2部が終了しました。
が、もちろん拍手でアンコールへ!
音楽を通じてひとつとなった2人が仲良くステージに登場するとお客さんも大喜び(笑)
最後は『what a wonderful world』です。
忠さんの深く暖かい歌声と矢野さんの優しく繊細なピアノで気がつけばいつのまにか小坂忠&矢野誠ワールドに深く引き込まれて酔いしれていました。
こうして、二人の共演が終わり、最後に矢野さんのピアノソロと、「音楽仲間と音楽に本当にありがとう!」という言葉で幕を閉じました。
なかなか、見る事ができない共演でしたが、一度体験すると何だか癖になってしまいそうです(笑)
この日でしか味わえない特別なプレゼントをもらったような時間でした。
セットリスト
~1部~
1~5.矢野誠ピアノソロ
6.HORO
7.機関車
~2部~
1~3.矢野誠ピアノソロ
4.AMAZING GRACE
5.I believe in you
6.Sailing
7.矢野誠ピアノソロ
EC.What a wonderful world
EC2.矢野誠ピアノソロ
(reported by Iさん)
2007年3月20日(火)
『ライブ at BAR461』
2007年3月9日。良く晴れた気持ちのよい金曜日。日も暮れ始め陽気な1日を締めくくるのにぴったり!! なのは、やはり小坂忠LIVEです!
しかも、この日はいつもとは一味違うBARでのLiveにチケットは早々にSold Out!
皆様の期待を感じます。
四谷の一角にあるお洒落なお店「BAR461」。入口のポスターのデザインも素敵です。
店内は見渡す限り壁一面にアーティストのポスターやレコードが並び、直接壁に書き込まれたサインの数々。70年代の雰囲気と音楽ファンの熱い情熱が満載です。ここ「BAR461」は70年代のアメリカ音楽を中心にブルースやソウルが流れている洋風酒場であり、頻繁にライブが行われていて、しかもこの日は『15周年記念ライブ』なのです!
ハーモニカ、カホンには日本を代表するブルースハーププレーヤー、アリちゃんこと松田幸一さん。 そして、リードギターには元・テキーラサーキットの奥沢明雄さん、と、二人のすばらしいゲストミュージシャンとの共演。店内は開演前から既に足の踏み場も無くなってきました。 20時、いよいよライブが始まりました。もう既に店内は身動きできないほどギュウギュウ詰めの状態(笑)
『I LOVE PEOPLE』に続いて『早起きの青い街』。アコースティックギターとブルースハープ、そして忠さんのシブい歌声に、一瞬で世界に引き込まれ聴き惚れるお客さんたち。拍手の中、ひとまずMC。。。ん?何か異様な感じがします。
そう、見渡すといつもと客層が違う・・・なんだか、背広姿のおじさま方が大勢!
始まってすぐのMCで、最高の音楽と美味しい食事に、既に上機嫌のお客さんたちが客席からも絡み始め、もちろん忠さんもゴキゲンで絡み返し、会場は笑いの渦!(笑)
『さよならCOLOR』や『機関車』をしっとり聴かせる忠さんにうっとりするおじさま。
喜びの声と拍手が鳴り止まない中、続く『ありがとう』には大歓声が上がります。
勢いに乗っているのはおじさま方だけではありません。もちろん忠さん、アリさん、奥沢さんの演奏も勢いに乗り、 『ゆうがたラブ』、『HORO』ではアツいギターソロやブルースハープ、カホンのプレイが観客を更にヒートアップさせていきます!
『I believe in you』『君は素晴らしい』と続き、これだけでも大満足な1時間半なのに、ここで1部終了。15分ほどのブレイクを挟み、2部へと突入です!
2部になるとミュージシャンとお客さんの距離感もすっかり縮まり、中には「エイプリルフールのライブを見た事がある」というお客さんに、「HAIRの公演も見に行った!」お客さんも。 まるで昔から友達だったように笑いの絶えない会話が弾みます。(笑)
ライブもいよいよ終盤を迎え、最後の曲は・・・
きっとみんな期待して待っていたでしょう。『しらけちまうぜ』のイントロのギターのフレーズが流れると割れんばかりの拍手と興奮の叫び声!!
体の隅々まで酔いしれた(?)お客さんも大満足なご様子ですが、このまま終わってしまうとしらけちまいますね(笑)
もちろんアンコールの拍手は鳴り止まず、最後にロッドスチュワートの名曲として知られる『SAILING』とルイ・アームストロングの名曲、『What a wonderful world』で、歌声とギター、そしてブルースハープの音色が心に染み渡り、あたたかく優しい余韻を残して約2時間半にわたるBAR461ライブが終了しました。
終了した後のお客さんたちの表情を見ると一週間の仕事の疲れなど吹き飛んでしまったようにスッキリとした笑顔。楽しくうれしい時間を過ごせた金曜日の夜となりました。
セットリスト
~1部~(20時15分~21時35分)
1.I LOVE PEOPLE
2.早起きの青い街
-MC-
3.さよならCOLOR
4.He comes with the glory
5.機関車
6.ありがとう
-MC-
7.HORO
8.ゆうがたラブ
-MC-
9.I believe in you
10.君は素晴らしい
~2部~(22時~22時50分)
11.夢を聞かせて
-MC-
12.勝利者
-MC-
13.Birthday
14.AMAZING GRACE
15.しらけちまうぜ
EC.-CMソングあれこれ
EC2.Sailing
EC3.What a wonderful world