2005年12月15日(木)
『2005.11. 関西ツアー写真レポート』
☆11/18(金) 大阪 船場「ペーニャ」
関西ツアー初日!
まるで友達のお店でのパーティーの様な感じで、マスターの大ちゃんも演奏に加わってさぁ、始まりました。
この店はステージとお客様の距離がとても近くて一体感があり、忠さんの何とも言えない関西弁に、お客さんのヤジとそれに対する応酬がポンポン飛び交って、恐らく他のライブハウスでは味わえないアットホームな雰囲気の中での楽しいライブでした。
セットリスト
1.I love people 2.サヨナラCOLOR 3.早起きの青い街
4.He comes with the glory 5.I believe in you 6.Refrain
7.People get ready 8.ほうろう 9.機関車
10.夕方ラブ 11.君はすばらしい 12.Sailing
13.Birthday
アンコール
14.What a wonderful world 15.しらけちまうぜ
☆11/19(土) 大阪 貝塚「あすなろ作業所 開所20周年記念 You are Preciousトーク&コンサート」
「あすなろ作業所開所20周年記念」という事でコンサートに先立ちトークショーも開催!!
「価値の無い人間なんて一人もいない。あなたは高価で尊い。」というメッセージは聴衆の胸にも深く刻まれたに違いありません。
そして始まったコンサートは、ライブハウスとは又違った良さがあり「無料でここまでやってくれるの???」って言うくらい充実したものでした。
MCでも、初めてギターを買ったときの話、「機関車」が生まれるまでの話など興味深い逸話が続々…。
「JESUS LOVES ME~AMAZING GRACE」はチャペルコンサートではないけれど会場が感動に包まれていました!そして「Birthday」では会場がひとつになっての大合唱!!
セットリスト
1.I love people 2.サヨナラCOLOR 3.He comes with the glory
4.I believe in you 5.Refrain 6.ほうろう
7.機関車 8.夕方ラブ 9.勝利者
10.恵みの雨 11.Jesus loves me / Amazing grace 12.君はすばらしい
アンコール
13.BIRTHDAY 14.Sailing
☆11/22(火) 神戸「James Blues Land」
Weekly Chu’s dayでもとりあげられています。
☆11/23(水・祝) 大阪 北「HARD RAIN」acoustic night
ついに関西ツアー最終日…。
始まる頃には後ろではかなり立ち見の人もいて狭い会場は熱気ムンムン。
1曲目の「I Love People」はアカペラで始まり感動。
今日のお客さまはかなりおとなしめ?!ヤジもそれほど飛ばずしっとりと...けれど忠さんに注がれる目は皆真剣そのものでした。
ペーニャで誰かがリクエストして却下されてしまった「夢を聴かせて」を歌ってくれた時はすごく嬉しかったです。
とにかく信じられないくらいの至近距離でこのライブを聴けた事はこれ以上の贅沢はないくらい至福の時間でした。
今回の関西ツアーでのもう一つの見所は「テイラーのギター」と足元からチラッと覗いていたウエスタンブーツ!めっちゃめちゃかっこよかったです!
セットリスト
1.I love people 2.サヨナラCOLOR 3.早起きの青い街
4.He comes with the glory 5.I believe in you 6.Refrain
7.People get ready 8.ほうろう 9.機関車
10.ゆうがたラブ 11.君はすばらしい 12.夢をきかせて
13.Birthday 14.Sailing 15.What a wonderful world
アンコール
16.ありがとう 17.はずかしそうに 18.しらけちまうぜ
2005年9月22日(木)
『2005年8月22日(月) 小坂忠 LIVE in 常呂町』
8月22日、向かったのはオホーツク海の漁港、常呂町。
潮の香りに包まれた町の公民館で現地スタッフの皆さんがあたたかく迎えてくれました。
この日、PAを担当してくださったのは、町の漁師さん。
音響機材は町の音楽好きの人達でコツコツと集めていったそうです。
会場の準備と入念なリハーサルを終えて、18時30分。
いよいよ待ちに待ったライブがはじまりました。
白と黒の衣装にサングラスをかけての登場に会場におぉぉぉっとどよめきが!!
一曲目は「I LOVE PEOPLE」。
1人1人へ語りかけるような、優しくあったかい歌声が会場を包み込みます。
「機関車」に続き「ほうろう」と名盤からの選曲に歓声が湧き上がりました。
アトランタオリンピックの女子マラソンを題材にした「勝利者」では
力強いメッセージにお客さんも勇気付けられた様子です。
しかし、この日の勝利者にはいつもと違うある秘密が隠されていました。
ライブ終了後につかつかつか・・・ときたのは・・・??
そう、なんとあの有名なマラソンの瀬古監督!
選手時代の思い出が駆けめぐったのでしょうか?「今度は僕の歌も作ってくださいね」
と約束??したとかしないとか。。
楽しい時間もあっという間に過ぎ、残すところあと2曲に迫りました。
実は、ある船乗りのお父さんが、大海原で数々の試練の中での想いを歌った曲だという「セイリング」にはPAの方も感動のご様子(笑)
お客さんはもちろんスタッフの皆さんも共に口ずさんでいました。
そして、最後の曲は「君は素晴らしい」。
MCでは「生きている価値の無い人なんて居ない。1人1人は高価で尊い。」というメッセージを通して一人一人に命の尊さを語りかけてくれました。
曲を聴きながら涙ぐんでいる方もいました。
こうして、感動の中でライブが終了!とは行きませんね(笑)
アンコールの手拍子が次第に強くなり、拍手の中再び登場!
BIRTHDAY、WHAT A WONDERFULL WORLDでアンコールに応えてくれました。
オホーツクの雄大な自然と常呂町の人々の暖かさに包まれた素晴らしいコンサートでした。
●セットリスト
1.I LOVE PEOPLE
2.早起きの青い街
3.さよならカラー
4.イエスは光
5.機関車
6.ほうろう
7.HE CAMES WITH GLORY
8.I BELIEVE IN YOU
9.REFRAIN
10.勝利者
11.POWER OF LOVE
12.AMAZING GRACE
13.SAILING
14.君は素晴らしい
An1.BIRTHDAY
An2.WHAT A WONDERFULL WORLD
2005年9月 8日(木)
『HYDEPARK MUSIC FESTIVAL 2005@狭山ハイドパーク』
夏の終わり、日本のロック界を切り開いた人々が、この地に再び立ち返る。
ということで、真夏のような太陽が照りつけた2005年9/3(土)小坂忠が狭山に帰ってきました。30数年前、日本にいながらアメリカを味わえたこの地で、「ハウス」に住んでいたアーティストたちによって生まれた日本のロック、斬新で『気持ちの良い』音楽が、当時のメンバーによって再びこの地で甦るとあって、リアルタイムですごしてきた大人たちから、当時を愛しリスペクトする若い世代まで、幅広い世代が待ち望むライブとなりました。
広い芝生の上で思い思いにライブスタートを待つ
小坂も何年ぶりかで、思い出深い近所の方々やアーティストに遭遇。
まるで大きな野外同窓会のよう?!
懐かしいあだ名で呼びあい、かわいいグランドチャイルドの話題で笑顔が溢れます。
「ここは僕の庭だったんだ」「ここでコンサートするのが夢だったんだよ」と本人も嬉しそうに写真を撮っていました。そして念入りにチューニング開始。いよいよ出番です!
本人撮影。カメラでステージ上からぱちり。なかなか見られない光景です。
新しいギターもとてもお似合いですね
日も暮れかけ、涼しい風が更に心地良さを増してきた頃、いよいよ登場です。
会場は待ちに待った小坂忠の登場に大興奮。
「ちゅぅぅぅぅぅうぅぅ!!!!!!」
「かっこいいぃぃぃぃ」
太目の声援が飛び交います(笑)
当時のヒッピー姿でくるのかと思いきや、意外にも(笑) 服装はさわやかな白シャツに黒のスラックス。そこにこなれたハードブーツが良く似合う。
若い男の子に「“くやしいけど、大人の色気がありますね”なんて言われちゃったよ(照)」と本人もやんちゃな笑顔。本当に小坂忠は、いつもでたっても「かっこいい」ロックミュージシャンである。
「みんな楽しんでるーっ?」「僕の庭へようこそ」と始まったのは、『ありがとう』
感涙するファンも多く見られた。続く『ほうろう』『機関車』で興奮の針は最高潮に振り切られ、思い思いに踊り、歌い、叫び、浸り、鳥肌を立て・・・音楽の余韻を堪能しました。
夜空をふきぬける風にのって、30年の時を経て共に演奏する二人。フォージョーハーフ駒沢裕城さんのスティールが泣き、心に歌が染み渡ります。
「もーっきんどーは!!」なんて斬新に始まる『ゆうがたラブ』に続いて『I believe in You』そしてお決まりの「今日誕生日の人いる??」
「あ。僕7日~!!」と隣で嬉しそうに手を上げるギターの佐橋佳幸さん。おめでとうございます。
「じゃぁ、みんなに歌うよ~。みんな…生まれてきてよかったねー。」と『Birthday』を大合唱!そして早くも最後の1曲は『Sailing』
ラストにはコーラスに、森山良子さんや麻田浩さんも加わり、素敵な宴は終わっていきました。最高の夜をありがとう!!
追記:小坂は9/4(日)の夜にも、細野晴臣さんコーナーのシークレットゲストで出演。
なんと二人で一緒に『ありがとう』を歌ったのです。こちらも涙なみだ、大盛り上がりの一夜となりました。
2005年5月28日(土)
『小坂 忠 Spiritual Live 2005@溝の口Windy Chapel!』
すかっと晴れた土曜日の夕方、溝の口Windy Chapelでのライブです!
少し細い路地を抜けて、角を曲がると素敵なチャペルが迎えてくれました。
入口横にはプロフィールが光り、駐車場のスクリーンでは中の様子をO.A.。
メンバーは
Vo.&Ag. 小坂忠、Ag.&Cho. 西海孝、Per.&Cho.浜口茂外也、B.&Cho.西込加久見
の贅沢なユニット。
Weekly Chu’s dayでも紹介されていたようにメンバーは演奏ではもちろん、楽屋でもとても仲良し。お互いのアロハ談義に花を咲かせながら、おそろいの衣装で気持ちも一つ?! 期待が高まります☆
実は今回のライブ、アンケート回答者に抽選で素敵なプレゼントが。当選者にはなんと!!
2001年『PEOPLE』をリリースした際の「ツアーT-Shirt」にメンバーのサイン入りで!
これにはメンバーもスタッフも、思わず「いいなぁ!」「ほしい!!」(笑)
いよいよ7時!T-shirtのロゴにもなっている「I Love People」を4人のアカペラ!!からスタートです。素敵なハーモニーに客席もうっとり??のはずが・・・満員の熱気、余りのメンバーとの近さに皆様少し緊張のご様子・・・
小坂:「みんな、楽しんでる?」
会場:「・・・・」
小坂:「かったいね~。。この雰囲気は・・・○○所みたい(笑)」
ここで、皆に笑顔がこぼれ、『早起きの青い町』『機関車』と続く歌声が心に染み渡ります。
のってきたところで『He comes with the glory』『I believe in You』と続き『Refrain』の前には「大切な言葉って、そう多くはないんだ。その大切な言葉を大切に何度でも繰り返して伝えていこう」と、そして続いて『勝利者』。この曲の誕生したエピソード、またそのときに出逢った方の素敵な人生のお話に感動。それぞれの思いを胸に、詞を、歌を、かみしめます。
「今日はもっちゃんの奥さんが来てるんだよね?」ということでメンバーの奥様自慢、ツアー中のびっくり話、古くからの友人でもある浜口さんに「昔、僕、暗い人だったんだよね」・・・と、爆笑トークも止まらない!!あれやこれや・・と時間があっという間に過ぎていきます。
もちろん演奏、音楽は最高!!!なんと12曲も堪能して、締めは大好評『Sailing』
最後の「We are sailing・・・」は会場もみんなで大合唱!大喝采の中終了・・・
は、しません(笑)。まだまだ聞きたい!とアンコールの大拍手!メンバーも楽しそうに、うきうき戻ってきます。そして『しらけちまうぜ』を歌いだすと、最初の緊張が嘘のように、客席からも「ヒューヒュー」と声援が!!そして大トリは『What a wonderful world』渋い渋い!さっきまで駄洒落トークで爆笑していたと思えないかっこよさでCoolに去っていく背中に大満足の夜でした。
2005年5月13日(金)
『MUSIC DAY 2005 Peaceful, Easy Feeling @茅ヶ崎』
全国的にすっきりとすがすがしいお天気になったゴールデンウィーク。小坂の2本の野外ライブも大興奮のうちに終わりました。
今回は新しい試み!全国の小坂忠フリークの中から、ゲストブックでも大活躍(?)のお二人、HIRO&おみず臨時特派員に、『“ファンの目線で見る”小坂忠の魅力!ライブレポート』と題して5/4の春一番・5/5の茅ケ崎ライブを語っていただきました。
いつも大変お世話になっております、“おみず”と申します。それでは今度はワタクシが、行きたくても行かれなかったみなさんに、現場の興奮をお届けします♪
2005年5月5日、こどもの日の茅ヶ崎ライブは今回が2年ぶり3回目。昨年もイベント企画自体はあって、忠さんたちもしっかりリハーサルまでしつつ備えてくれていたというのに!
…無情にも雨で中止(泣)。そして今年はそれがそっくり持ち越されたような形となりました。そんなわけで今回は「小坂忠 with 高野寛/佐橋佳幸/浜口茂外也」という豪華なセッションです。
「どうも!こんにちは!」
「いぇええええーっっ!!」
「小坂忠です、よろしくお願いします。」
「いぇええええーっっ!!」
「今日は…気持ちいいねー。」
「いぇええええーっっ!!」
「楽しんでるー?」
「いぇええええええーいいっっっ!!!」
去年の雨天中止のリベンジに燃える人が多かったのか(?)、曲が始まる前からすごい盛り上がり!そんな中、まずは1曲目、この茅ヶ崎ライブの中心人物である南佳孝さんが忠さんに書いた曲、”早起きの青い街”からスタート。
そして続いて、いきなり”ほうろう”!
早くも忠さんの熱いヴォーカルが炸裂!!
そして次に「ちょっと古い曲で、悪いんだけど…」と言いつつ歌われたのは、なんと実に”機関車”です。もうファンは、ここで壊れてしまい(笑)、嬉しさのあまり曲の途中でも叫び出す人続出。
続いて、ここで高野さんの曲を2曲。”確かな光”と”hibiki”、忠さんのクリスマス・イン・ピースでも演奏され、おなじみとなってきたナンバーを初夏の茅ヶ崎のビーチで聴くのも新鮮!特に”hibiki”の最後のラララ・コーラスは、その場にいたみんなが自然に歌い始めて大合唱。この気持ちよさと言ったら!…もう最高でした。
高野さんもうれしそうです。
ちなみに、この2人の「落ちないトーク?!」も、もちろんいつも通りです(笑)。それはもう、そうこなくっちゃ。ね。(^^)
さぁ、そしていよいよ後半へと突入しますが、これまた忠さんファンにとっては怒濤のキラーチューンが続き・・・。歌われたのは ”Sailing”、”I believe in you”、”Birthday”!
もちろん絶妙な息の合い方、茂外也さんのパーカッションも佐橋さんのギターも絶好調!
そこへトドメの一発、
なんと“しらけちまうぜ”キター!!! もう絶叫です!!!
こんな感じで60分はあっという間に過ぎて、いよいよ〆のラストナンバーは”What a wonderful world”。
忠さんが静かに歌い終わると同時に会場のあちこちから「忠さん、ありがとうー!」の声が飛び、大歓声の中、終了となりました。いやもうホント最高でしたー!今年もありがとうございました&お疲れ様でした、忠さん!!
ちなみに忠さんは3番目の登場で、その前にはラリーパパ&カーネギーママ、ブレバタ&松原正樹バンド、そして忠さんの後にはバランサや御大・南佳孝さんとクアトロ・ロコスが、これまた派手に盛り上げてくれました♪海の音と陽射しと「いい音楽」に包まれて、我々音楽ジャンキーにとって最高の一日となりました。
(reported by: Omizu-san)