2006年12月25日(月)
『始まりでもなく 終わりでもなく』
今年は去年と打って変わってライブの少なかった東京周辺、なんと年末最終週にどどーんと3本のライブが控えています。いやっほーう、すごいうれしいー♪
…けど、よりにもよって年末にまとめられても正直困ります!どうにかしてください!!(泣笑)
と、そんな怒濤の最終週へ向けての前哨戦、まずは8日、曙橋はBack in Townにて小林啓子さんのライブへのゲスト出演がありました。
“The water is wide”からスタートしたライブはいかにも啓子さんらしく、冬の夜に静かに響くように。
そして今回初めて歌ったという一曲が、なんとあの名作アニメーション映画「スノーマン」のテーマ曲”Walking in the air”!季節も季節、しかも啓子さんの透き通るような歌唱は反則的なまでに原作のイメージにハマり過ぎて、ワタクシちょっと泣きそうになってしまいました…。
得意のフォークソングメドレーなども披露しつつ、〆はやはりこの曲、小林啓子さんといえば比叡おろし。あんさんの胸を雪にしてしまいますえ。聴衆の心の中に雪が降ります。
休憩をはさんで第2部、本日のゲスト忠さんの登場です。曲はなんといきなり”機関車”、さらに続いて”ほうろう”…! やや抑えめに、しかし熱い忠さんのヴォーカルが早々に炸裂します。
今回はブルースハープの八木さんの参加により、いつもよりも一層ブルージーに。
途中から再び啓子さんもステージに戻って、かつての和製JTと和製ジョーン・バエズによる”You’ve got a friend”。そして忠さんが啓子さんの新譜のために書き下ろした”I will sing”。「だから私は歌う、歌い続ける。それがあなたへの感謝の気持ち。」忠さんと啓子さんの気持ちが詰まった一曲です。
最後に”Sailing”、そして実質のアンコールで”Amazing grace”。お互いに見つめ合いつつ息もぴったり、特に”Amazing Grace”のラストは圧巻…
…の一方で、この二人のトークはまるで噛み合わず(笑)、啓子さんのボケキャラに終始振り回されっぱなしだった忠さんは頭をかきつつ「もう僕ね、啓子ちゃんと話すの、すっっごい大変!」(大笑)。今回もとても楽しく、心和む素敵なライブでありました♪
セットリスト
<第1部>
1. The water is wide
2. 上を向いて歩こう
3. Walking in the air
4. フォークソングメドレー
5. スライダーを覚えて
6. 愛したい 信じたい
7. 比叡おろし
<第2部>
8. 機関車
9. ほうろう
10. 夢を聞かせて
11. I believe in you
12. 君はすばらしい
13. You’ve got a friend
14. I will sing
15. Sailing
16. Amazing grace
(reported by OMIZU-san)