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2006年1月30日(月)

『クリスマス・イン・ピース 2005 -声の饗演-』

(引き続きおみず臨時特派員レポートです)
大阪から帰ってきて一週間空けることなく12月23日、今度は毎年恒例のクリスマス・イン・ピース・コンサート(以下CiP)です。2003年から始まったCiPもすでにこれが3回目ということで、すっかりクリスマスの恒例行事となりましたが、それでも毎年必ず新しい企画があるのがうれしいところ。今年は、2006年12月25日だそうで、今から楽しみです♪o(^-^)o
今回のサブタイトルは「声の饗宴」、どんなコンサートになるのかワクワクしつつ、いよいよ開演です。

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1曲目は”君はいま”から、そして続いて”エクソダス”。この2曲は茂外也さんのパーカッションが特にフィーチャーされている楽曲ですが、次々にいろんな楽器を持ち替えて演奏する茂外也さんは見た目にもとっても楽しくて素敵なのです♪必見。

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そして忠さんが「自分で結構気に入ってる曲で…みなさんにも気に入ってほしいなと思ってます(笑)」という”I believe in you”。もちろん私たちも大好きな曲です!

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高野さんもCiPではもうすっかりおなじみの顔。そして忠さんと高野さんのちょっと不思議なほのぼのトークも、もちろん今年も健在です。

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「本当は忠さんに歌ってほしいなと思っていたんですが、」
「いやー気に入ってたんだけどねぇ…」(会場笑)
「僕が”歌って下さいよ”って言ったら、”いやいや”って断られて」(会場笑)
「(笑)ほら、やっぱりさ、高野くんの雰囲気で聴きたいなと思って」
そんな譲り合いトーク(?)とともに高野さんは”十字路に降る雪”など3曲。

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ここでいよいよお待ちかねのスペシャルゲスト、ウクライナの歌姫ステパニュック・オクサーナさんの登場ですが…その素敵なドレス姿がステージに現れるなり会場からはどよめきが。さらにそのソプラノの歌声もとても美しく、私たち聴衆はすっかり心奪われてしまいます。

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照明もゴージャス!そしてアカペラで歌われた”White Christmas”も圧巻でした…。

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そして”Amazing grace”からは再び忠さんと、さらにクワイヤの登場です。

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クワイヤをバックに歌う忠さんはとっても楽しそう!忠さんのこの表情はCiP以外ではなかなか見られませんよー♪(^^)

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そしてメッセージに続いて”クリスマス・イン・ピース”と、最後にキャンドルサービス。クリスマスの祝福がみなさんの上にありますように、という忠さんの言葉で、クワイヤ、聖歌隊とともに、会場も一体となって”Silent Night”を。

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最後は全員で「メリー・クリスマス!」。今年もとても温かく素敵なCiPでした♪

セットリスト
1. 君はいま
2. エクソダス
3. I believe in you
4. 勝利者
5. 君はすばらしい
6. hibiki
7. 十字路に降る雪
8. 確かな光
9. O holy night
10. G線上のアリア
11. White Christmas
12. Adagio
13. Amazing grace
14. Down by the riverside
15. 明日に架ける橋
16. My life, my love, my all
17. クリスマス・イン・ピース
18. Silent Night

(reported by: Omizu-san)

2006年1月29日(日)

『アコースティックギターライブ@大阪茨木聖書教会』

久々に特派員レポを書かせていただきます、おみずです。5月の茅ヶ崎レポ以来、2度目のレポ寄稿です。
クリスマスコンサートの多い12月には最低2回以上は忠さんのライブに参加するのがもはや習慣となっているワタクシ、しかし今回は東京周辺のクリスマスコンサートが少なく、「ならばこの機に初遠征だ!」ということで(←強引)、まずは12月17日、大阪まで忠さんを追いかけて行ってきました。

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今回は『きみすば』レコーディングメンバー(西海孝/浜口茂外也/西込加久見)によるサポート。東京ではすっかりおなじみですが、大阪では珍しい顔ぶれ。

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このメンバー、きっちりとした演奏による丁寧な音作りの一方で、なぜかトークは迷走・空中分解するという、その「落差」こそが最大の持ち味だったりするのですが(笑)。しかし今回のアコースティックギターライブのサブタイトルは「茨木聖書教会40周年記念クリスマスコンサート」、忠さんもいつになく真面目に(?!)ステージを進行していきます。

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「昔の曲をやりたいと思います。…昔の曲、知ってる人いるかな?」との忠さんからの問い掛けに客席からは拍手のレスポンス、そして歌われたのはなんと”ほうろう”!まさかクリスマスコンサートでこれが聴けてしまうとは♪(^^)

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後半はおもに『きみすば』からのナンバーで。
曲によってパーカッションとドラムを掛け持ちする茂外也さん、電車を待っているような顔で(笑)淡々と超絶かっこいいギターを弾いてのける西海さん、そして存在感のある6弦ベースの西込さん。ぱっと見はとてもさりげなく、しかし断然鉄壁の演奏を聴かせてくれてしまう、これぞ「きみすばユニット」なのです。

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“Amazing grace”や”Birthday”、そして”Sailing”は忠さんの呼びかけにしたがって会場全体で大合唱。忠さんもだいぶノッてきましたよ~♪

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そしてクリスマスコンサートにはもちろんこの1曲、”Christmas in Peace”。

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アンコールで「今頃になってエンジンがかかってきて、本当はこれからなんだけどねー(笑)」という忠さん、しかし残念ながらもう時間切れ。最後はしっとりと”What a wonderful world”で。いかにも忠さんらしいとても素敵なクリスマスコンサートでした。

セットリスト
1. I love people
2. 早起きの青い街
3. He comes with the glory
4. I believe in you
5. Refrain
6. ほうろう
7. 機関車
8. Power of love
9. 勝利者
10. Jesus loves me / Amazing grace
11. 君はすばらしい
12. Birthday
13. Sailing
14. クリスマス・イン・ピース
アンコール. What a wonderful world

(reported by: Omizu-san)

2005年12月15日(木)

『2005.11. 関西ツアー写真レポート』

☆11/18(金) 大阪 船場「ペーニャ」
関西ツアー初日!
まるで友達のお店でのパーティーの様な感じで、マスターの大ちゃんも演奏に加わってさぁ、始まりました。
この店はステージとお客様の距離がとても近くて一体感があり、忠さんの何とも言えない関西弁に、お客さんのヤジとそれに対する応酬がポンポン飛び交って、恐らく他のライブハウスでは味わえないアットホームな雰囲気の中での楽しいライブでした。

セットリスト
1.I love people      2.サヨナラCOLOR     3.早起きの青い街
4.He comes with the glory 5.I believe in you   6.Refrain
7.People get ready     8.ほうろう       9.機関車
10.夕方ラブ        11.君はすばらしい    12.Sailing
13.Birthday
アンコール
14.What a wonderful world 15.しらけちまうぜ

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☆11/19(土) 大阪 貝塚「あすなろ作業所 開所20周年記念 You are Preciousトーク&コンサート」
「あすなろ作業所開所20周年記念」という事でコンサートに先立ちトークショーも開催!!
「価値の無い人間なんて一人もいない。あなたは高価で尊い。」というメッセージは聴衆の胸にも深く刻まれたに違いありません。
そして始まったコンサートは、ライブハウスとは又違った良さがあり「無料でここまでやってくれるの???」って言うくらい充実したものでした。
MCでも、初めてギターを買ったときの話、「機関車」が生まれるまでの話など興味深い逸話が続々…。
「JESUS LOVES ME~AMAZING GRACE」はチャペルコンサートではないけれど会場が感動に包まれていました!そして「Birthday」では会場がひとつになっての大合唱!!

セットリスト
1.I love people   2.サヨナラCOLOR    3.He comes with the glory
4.I believe in you  5.Refrain       6.ほうろう
7.機関車       8.夕方ラブ      9.勝利者
10.恵みの雨  11.Jesus loves me / Amazing grace  12.君はすばらしい
アンコール
13.BIRTHDAY     14.Sailing

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☆11/22(火) 神戸「James Blues Land」
Weekly Chu’s dayでもとりあげられています。

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☆11/23(水・祝) 大阪 北「HARD RAIN」acoustic night
ついに関西ツアー最終日…。
始まる頃には後ろではかなり立ち見の人もいて狭い会場は熱気ムンムン。
1曲目の「I Love People」はアカペラで始まり感動。
今日のお客さまはかなりおとなしめ?!ヤジもそれほど飛ばずしっとりと...けれど忠さんに注がれる目は皆真剣そのものでした。
ペーニャで誰かがリクエストして却下されてしまった「夢を聴かせて」を歌ってくれた時はすごく嬉しかったです。
とにかく信じられないくらいの至近距離でこのライブを聴けた事はこれ以上の贅沢はないくらい至福の時間でした。
今回の関西ツアーでのもう一つの見所は「テイラーのギター」と足元からチラッと覗いていたウエスタンブーツ!めっちゃめちゃかっこよかったです!

セットリスト
1.I love people      2.サヨナラCOLOR     3.早起きの青い街
4.He comes with the glory 5.I believe in you   6.Refrain
7.People get ready     8.ほうろう       9.機関車
10.ゆうがたラブ      11.君はすばらしい    12.夢をきかせて
13.Birthday        14.Sailing       15.What a wonderful world
アンコール
16.ありがとう       17.はずかしそうに    18.しらけちまうぜ

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2005年9月22日(木)

『2005年8月22日(月) 小坂忠 LIVE in 常呂町』

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8月22日、向かったのはオホーツク海の漁港、常呂町。
潮の香りに包まれた町の公民館で現地スタッフの皆さんがあたたかく迎えてくれました。
この日、PAを担当してくださったのは、町の漁師さん。
音響機材は町の音楽好きの人達でコツコツと集めていったそうです。

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会場の準備と入念なリハーサルを終えて、18時30分。
いよいよ待ちに待ったライブがはじまりました。

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白と黒の衣装にサングラスをかけての登場に会場におぉぉぉっとどよめきが!!

一曲目は「I LOVE PEOPLE」。
1人1人へ語りかけるような、優しくあったかい歌声が会場を包み込みます。

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「機関車」に続き「ほうろう」と名盤からの選曲に歓声が湧き上がりました。
アトランタオリンピックの女子マラソンを題材にした「勝利者」では
力強いメッセージにお客さんも勇気付けられた様子です。
しかし、この日の勝利者にはいつもと違うある秘密が隠されていました。
ライブ終了後につかつかつか・・・ときたのは・・・??
そう、なんとあの有名なマラソンの瀬古監督!
選手時代の思い出が駆けめぐったのでしょうか?「今度は僕の歌も作ってくださいね」
と約束??したとかしないとか。。

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楽しい時間もあっという間に過ぎ、残すところあと2曲に迫りました。

実は、ある船乗りのお父さんが、大海原で数々の試練の中での想いを歌った曲だという「セイリング」にはPAの方も感動のご様子(笑)
お客さんはもちろんスタッフの皆さんも共に口ずさんでいました。
そして、最後の曲は「君は素晴らしい」。
MCでは「生きている価値の無い人なんて居ない。1人1人は高価で尊い。」というメッセージを通して一人一人に命の尊さを語りかけてくれました。
曲を聴きながら涙ぐんでいる方もいました。

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こうして、感動の中でライブが終了!とは行きませんね(笑)

アンコールの手拍子が次第に強くなり、拍手の中再び登場!

BIRTHDAY、WHAT A WONDERFULL WORLDでアンコールに応えてくれました。

オホーツクの雄大な自然と常呂町の人々の暖かさに包まれた素晴らしいコンサートでした。

●セットリスト
1.I LOVE PEOPLE
2.早起きの青い街
3.さよならカラー
4.イエスは光
5.機関車
6.ほうろう
7.HE CAMES WITH GLORY
8.I BELIEVE IN YOU
9.REFRAIN
10.勝利者
11.POWER OF LOVE
12.AMAZING GRACE
13.SAILING
14.君は素晴らしい
An1.BIRTHDAY
An2.WHAT A WONDERFULL WORLD

2005年9月 8日(木)

『HYDEPARK MUSIC FESTIVAL 2005@狭山ハイドパーク』

夏の終わり、日本のロック界を切り開いた人々が、この地に再び立ち返る。
ということで、真夏のような太陽が照りつけた2005年9/3(土)小坂忠が狭山に帰ってきました。30数年前、日本にいながらアメリカを味わえたこの地で、「ハウス」に住んでいたアーティストたちによって生まれた日本のロック、斬新で『気持ちの良い』音楽が、当時のメンバーによって再びこの地で甦るとあって、リアルタイムですごしてきた大人たちから、当時を愛しリスペクトする若い世代まで、幅広い世代が待ち望むライブとなりました。

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広い芝生の上で思い思いにライブスタートを待つ

小坂も何年ぶりかで、思い出深い近所の方々やアーティストに遭遇。
まるで大きな野外同窓会のよう?!
懐かしいあだ名で呼びあい、かわいいグランドチャイルドの話題で笑顔が溢れます。

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「ここは僕の庭だったんだ」「ここでコンサートするのが夢だったんだよ」と本人も嬉しそうに写真を撮っていました。そして念入りにチューニング開始。いよいよ出番です!

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本人撮影。カメラでステージ上からぱちり。なかなか見られない光景です。

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新しいギターもとてもお似合いですね

日も暮れかけ、涼しい風が更に心地良さを増してきた頃、いよいよ登場です。
会場は待ちに待った小坂忠の登場に大興奮。
「ちゅぅぅぅぅぅうぅぅ!!!!!!」
「かっこいいぃぃぃぃ」
太目の声援が飛び交います(笑)

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当時のヒッピー姿でくるのかと思いきや、意外にも(笑) 服装はさわやかな白シャツに黒のスラックス。そこにこなれたハードブーツが良く似合う。
若い男の子に「“くやしいけど、大人の色気がありますね”なんて言われちゃったよ(照)」と本人もやんちゃな笑顔。本当に小坂忠は、いつもでたっても「かっこいい」ロックミュージシャンである。

「みんな楽しんでるーっ?」「僕の庭へようこそ」と始まったのは、『ありがとう』
感涙するファンも多く見られた。続く『ほうろう』『機関車』で興奮の針は最高潮に振り切られ、思い思いに踊り、歌い、叫び、浸り、鳥肌を立て・・・音楽の余韻を堪能しました。

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夜空をふきぬける風にのって、30年の時を経て共に演奏する二人。フォージョーハーフ駒沢裕城さんのスティールが泣き、心に歌が染み渡ります。

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「もーっきんどーは!!」なんて斬新に始まる『ゆうがたラブ』に続いて『I believe in You』そしてお決まりの「今日誕生日の人いる??」
「あ。僕7日~!!」と隣で嬉しそうに手を上げるギターの佐橋佳幸さん。おめでとうございます。
「じゃぁ、みんなに歌うよ~。みんな…生まれてきてよかったねー。」と『Birthday』を大合唱!そして早くも最後の1曲は『Sailing』
ラストにはコーラスに、森山良子さんや麻田浩さんも加わり、素敵な宴は終わっていきました。最高の夜をありがとう!!

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追記:小坂は9/4(日)の夜にも、細野晴臣さんコーナーのシークレットゲストで出演。
なんと二人で一緒に『ありがとう』を歌ったのです。こちらも涙なみだ、大盛り上がりの一夜となりました。

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