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2001年9月29日(土)

MUSIC POWER in the city japan 2001 SPECIAL PROGRAM「VOICE POWER」

DATE:2001年9月29日(土) 開場/18:00 開演/19:00 SHIBUYA-AX

〔出演〕小坂忠&FRIENDS(細野晴臣/林立夫/鈴木茂/浜口茂外也/佐藤博/佐橋佳幸)
     SMOOTH ACE with 渡辺香津美、玲葉奈

〔曲目〕I believe in you/He comes with the Glory/Refrain/機関車/ほうろう/Birthday/People get ready/I Love People/夢を聞かせて

音楽関係者を集めて行なわれたイベント「in the city japan 2001」のプログラム中スペシャルライブ「Voice Power」がSHIBUYA-AXで行なわれ、小坂忠&フレンズが出演。グレイトな歌声、演奏を聞かせてくれた。1970年代後半、音楽シーンから消えた”伝説のボーカリスト”、と云われる小坂忠。
このようなコンサートは実に25年ぶり。本人は浦島太郎状態で、ちょっと緊張した趣だったけれど、素晴らしき友人達に支えられ、11月7日発売のアルバム「People」の中から新曲、また忘れちゃいけない名曲「機関車」「ほうろう」を含む全9曲を惜しみなく披露した。

オープニング「I believe in you」林立夫のドラムのイントロは否が応でも期待を膨らませる。そしてゆっくりと登場した小坂忠を大歓声と拍手が暖かく迎えてくれた。(実は登場の時が、一番緊張するそうだ)「Refrain」での前のメンバー紹介は懐かしい友人達を、少し照れながら紹介するほのぼのさがなんとも言えなかった。
往年の名曲「機関車」「ほうろう」では会場はもうノリノリで、70年代を彷彿させるR&Bナンバーの新曲「Birthday」では、ステージも観客も待ってましたと言わんばかりに炸裂しスタンディング席の若者は踊りまくり。
そしてカーティス・メンフィールドの「People get ready」ではその声に泣きそうになった人もいたそうで・・・。

アンコールには前のステージで素晴らしいハーモニーを聞かせてくれたSMOOTH ACEのコーラスが加わり、アカペラ曲「I love people」でライブを締めくくった。First & last concertから25年という歳月の中で、「人」が好きになり、その「人」への励ましと希望を歌った小坂忠ならではの曲。♪傷付けることばより、なぐさめの歌をこの世界に広げよう~I love people I love this world~♪

そしていよいよラスト曲。今回のアルバムからシングルカットされ10月11日に発売される「夢を聞かせて」では、30年前、あの「暗闇坂の松本宅」「白金の細野宅」で音楽談議に夢をひろげていた若者の情景が、8ミリ映画で映しだされているような懐かしさに包まれた。

この心地よさ、あたたかさ、名残惜しさはなんだろう・・・。大喝采の中、小坂忠の「ありがとう!!」という心から感謝と笑顔で幕が閉じられた。

2001年9月10日(月)

GRATE+FULL

DATE:2001年9月10日(月) 24:30~25:00 BS朝日
鈴木慶一さん、キタキマユさんが司会を務める「大人の音楽好きの男」向けの番組。ほぼ20何年か振りに会った鈴木慶一さんとの懐かしいトーク。そして小坂忠自らがチェイスしたお気に入りのレコードをかけ、エピソードを語った。
この時のトークの内容は「鈴木慶一&キタキマユのグレイトフル・カフェ」(レコードコレクターズ増刊:定価1500円)にて発売中。(ゲスト:細野晴臣、松本隆、カジヒデキ、南佳孝、他)

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