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2006年11月30日, 木曜日

『まだ 夢の続き』

061130.jpg3日間にわたる沖縄での大伝道集会、フランクリン・グラハム大会が終った。北谷運動競技場の会場にはトータルで約3万人が集い、決心者の数も2千人にのぼった。初日のメッセージの後、招きに応えて大勢の人々が前に進み出て来る光景を見て僕は涙が止まらなかった。一人の魂の救い以上に大きな事はない。それは沖縄の海よりも南国の花よりも美しい光景だった。
僕は7月に委員会の要請を受けてこの大きなプロジェクトに参加協力する事になった。BGA(ビリーグラハム伝道団)のディレクターと協議しながら出演者、ゲストの選考、プログラムの編成に関わり、地元からワーシップバンドのメンバーを集めて毎月プレイズナイトでモチベーションを高める準備をして来た。全てがジェリコ・ジャパンでやって来た事だ。会場も野外だし、まるで夢の続きを見ているようだった。

かし、大会直前になって大きな戦いがあった。月曜の夜に急にお腹が痛くなって嘔吐し、眠られぬ夜を過ごしたのだ。今まで至って健康だったのに、こんな痛みは初めてだった。明日には沖縄に入らなくてはならないと言うのに。
火曜に沖縄に飛び、空港から直接、牧師の紹介で病院へと直行する事になった。検査の結果、急性の胆嚢炎という診断だった。抗生剤の点滴を受けホテルへ。自分では気付いていなかったが大変なプレッシャーがかかっていたようだ。幸い無事に全ての奉仕をする事が出来た。だからなおさら嬉しかったのかも知れない。これがきっかけになって日本中に伝道の熱が高まってくれれば良い。

て、話は変わるが12月にいよいよ僕の本が河出書房新社から出版される事になった。タイトルは「まだ 夢の続き」という。これまでの音楽のキャリアのはじめから現在に至るまでの自伝的エッセイだ。音楽ファンには興味ある内容であると共にクリスチャンになった経緯やクリスチャン音楽家としての活動、牧師になってからの生活、家族、また教会音楽の事など証し的な要素もふんだんに盛り込まれている。もちろん約1年半にわたって何処に行くにも持ち歩いたパソコンで書いた自筆?の作品だ。ぜひ皆さんにも読んでいただきたいし、沢山用いていただきたい。僕の夢はまだまだ続くのです。

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