2009年11月 9日, 月曜日

『締め切り』 

今回新しいワーシップCD「New Heart」のために4曲を作った。レコーディングが終わる度に普段から曲を作って次のために貯めておこうと思うのだが、結局はいつもギリギリになってしまう。それも締め切りギリギリにようやく出来あがる。ワーシップだけではない。「Peace3」を作った時もそう思った。結局次の曲を作ったのは3年後の「People」の時だった。その時にも曲を沢山作ろうと思った。しかし、実現したのは8年後の「Connected」だった。締め切りがなかったら永遠に曲が出来ないかも知れない。僕の場合は締め切りが曲を作らせると言ってもいい。

「ムダな仕事はもう、やめよう!」という本の著者で、2004年に日本経済新聞社『平成の名経営者』100人の一人に選ばれた吉越浩一郎氏が本の中で、「デッドラインのない仕事は終わらない」と言っている。デッドラインが明確だと「もう後がない」という意識が芽生えてきて、この危機感が強いほど余計なことを考えなくなって、いわゆる火事場の馬鹿力が働くのだと言う。仕事の出来る人はこうして仕事をクリアーして余裕を作りだしているのだ。締め切りが曲を作らせる、というのもまんざらいい加減な表現ではないのかも知れない。
キリストは世の終わりの日について何年の何時というデッドラインを決めていない。しかし、その前兆については詳しくふれている。偽キリストが現れたり、戦争や戦争の噂が広がり、民族と民族、国と国が敵対し、迫害が起こり、偽預言者が大勢現れて人々が惑わされ、不法がはびこり、人々の愛が冷える…これはいつの時代の事だろう。遠い未来の事だろうか。
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人間はデッドラインを決めないと、自然に怠けるように出来ているのだそうだ。
本人は一生懸命にやっているつもりでも、心のどこかに「今すぐでなくてもいい」という思いが浮かび、その余裕が仕事の能率を鈍らせてしまうのだという。
日本の福音宣教は「今すぐでなくてもいい」なんていってはいられない。心の内にデッドラインを設けて危機感を持って伝えなくては。今こそ火事場の馬鹿力を発揮しなければならない。

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