2005年2月 8日, 火曜日

『もしも鳴らなかったら』

050208.jpgしも目覚まし時計のアラームが鳴らなかったら・・・ほとんどの人が会社に遅刻し、学校の授業に遅刻するだろう。デートをすっぽかして失恋し、試験に遅れて落第し、新幹線に乗り遅れて大事なビジネスを失う人がいるだろう。エレベーターが過重のアラームを鳴らさなかったら乗っていた人はゴンドラごと地面に叩き付けられ、映画館で火災警告アラームが作動しなかったら大変な結末になる。考えてみれば現代の私たちは数々のアラームにとり囲まれている。時間になったら、何か異常事態になったらアラームが鳴ると安心しきって生活している。しかし、アラームという機能は何も人間が作り出したのではない。地球温暖化によって世界中に起きている異常気象も地球が発しているアラームと言っていいだろう。

年になって日本経済新聞社が「少子に挑む」という特集の連載を始めた。日本の人口は現在をピークに減少していくのだという。これも一つのアラームなのかもしれない。人口と経済が主要素である国家間のパワーゲームにあって、少子は国力の衰えを意味するからだ。昨年末に起きたインド洋大津波は20万人にも及ぶ犠牲者を出し、莫大な損害を与えた。これこそアラームでなくてなんであろう。この大津波を引き起こした地震が起きたすぐ後に、ハワイにある津波警告センターは情報を発信した。しかし、情報を受ける側のシステムが整っていなかった。

たちの周りには様々な情報が飛び交っている。しかし、その中からアラームを聞き取るのは人間なのだという事を忘れてはならない。私たちは多くの情報の中からアラームを読み取る感性をもっと養わなければならないのだ。

「あなた方が眠りから覚めるべき時刻がもう来ています。」(ローマ13:11)

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